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当院の治療のベースになっている中医学では、「体質」に対する独特の考え方があります。体質は、「持って生まれたもの。一生変わらないもの」というわけではありません。生活や食事、季節、環境などによって変化しますし、年齢によっても変わります。当院では、患者様の体質に合わせて治療を行っております。
ここでは、日本の女性に多い体質を、6つのタイプに分けてご紹介します。ご自身がどのタイプか、宜しければ考えてみてください。
体の活動エネルギーである”気”が不足し、身体を温めるエネルギーが不足した状態です。(”腎陽”の機器の不足)
冷え性、下痢
基礎体温の低下、流産しやすい
体に栄養と潤いを与え、妊娠に関わりの深い”血”の量が不足したり、血の力が低下した状態です。
めまい、脈の力が無い、内蔵の機能が弱い
月経量が少なくなる、血の色もうすい
血液の流れが悪く、血の質も低下。脈も弱くなります。
体のエネルギーである“気”の巡りが悪くなった状態です。
移動する痛み、げっぷ、放屁が良く出る、舌の色が暗い
生理周期は不安定、月経の量が少ない、生理前、胸の張りが強い・イライラする
血の巡りが悪くなった状態です。あちこちに古い血液がたまり、新しい血液が入らず血行が悪くなっています。
刺すような痛み、コリ、舌の色は紫・暗い
体に必要な潤いである“陰”が不足した状態。※陰 とは、血液やリンパ液など体の中にある水分全般を指します。
のぼせ、ストレスを感じやすい、イライラする、口内炎ができやすい、体液量の不足
性交痛、子宮・卵巣を滋養する血液の不足
体の中に余分な水分が溜まっている状態。
むくみ、新陳代謝の低下、老廃物がたまる
多のう胞卵巣症候群
いかがでしたか?
当院では、体質に合わせた治療と、ご自身でできる養生法もお伝えして、妊娠しやすいお体に導きます。
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