泌尿器系・生殖器系疾患

前立腺肥大と鍼灸総合治療効果

迎春堂鍼灸治療院では、院長と副院長が日中開院45年の臨床実績に基づき、中国古来の伝統鍼灸と最先端の現代鍼灸それぞれの経穴を用いた独自の鍼灸治療。磁気療法や漢方温熱療法や特殊手技に加え、患者さまおひとりおひとりの症状やお悩みに寄り添う治療を心がけております。また中国漢方医でもある副院長の漢方指導との併用で、頻尿回数減少など即時効果が期待できます。頻尿や排尿困難などの尿トラブルでお悩みの方はぜひ一度当院の治療をお試しください。

  1. 前立腺とは
  2. 男性生殖・泌尿の特有器官。形態は栗の実様の大きさで膀胱から出た尿道を取り巻く様に位置し、前立腺液と精液の一部を作る。精子の活性化にも関係があります。

  3. 前立腺肥大とは
  4. 前立腺の病気の中で一番多い疾患で50代前後から次第に大きくなり、50代~60代が70%、70代で80%と上昇する。
    前立腺肥大によって尿道を圧迫し、程度によって排尿のトラブルと性障害に悩む方も多くみられます。

  5. 前立腺肥大の症状
    1. 夜間頻尿、夜のトレイの回数が3回以上ある
    2. 頻尿、尿の回数が多い
    3. 排尿困難、尿がでる時間がかかる
    4. 排尿が細く、中途きれることがある
    5. 尿放出力が低下し勢いが弱く、尿の最後にぽとぽととこぼれる排尿滴下がある
    6. 残尿感があり、すっきりしない
    7. 残尿に感染が起こり膀胱炎や細菌感染により発熱や、逆流性尿失禁が認められる
    8. 前立腺肥大が進行すると慢性的に尿が出ない閉尿を引き起こす
  6. 前立腺肥大は良性のもので前立腺癌とは異なる疾患であるが、よく似た症状がみられます。肥大した前立腺が膀胱を刺激し膀胱は過敏になり、さらに尿道は狭くなるため排尿に関する症状が多く現れます。
    前立腺肥大の診断となる主要な症状は下記のような症状があげられます。

     

  7. 前立腺肥大の原因と治療方法
    • 西洋医学からみた原因は、加齢によりホルモン分泌の乱れや不足、代謝機能低下が関係していると考えます。
      西洋医学の治療方法は、薬物療法と手術療法があります。
    • 東洋医学からみた原因は、生活習慣、飲酒、睡眠不足、ストレス、性生活過度のため腎精、腎の元気の消耗でホルモン分泌が減少、睡眠不足や自律神経の乱れにより気血のめぐりが悪くなることも考えられます。また、遺伝的要因などもあります。
      東洋医学の治療方法は、鍼灸、磁気治療、中薬温熱療法、経絡治療、腎強化等
      治療効果は前立腺肥大の進行を抑え、頻尿、夜間頻尿、排尿障害、生殖機能を高め、腎機能強化の施術を行います。
  8. 前立腺肥大の予防
    1. 血行促進のための運動習慣を取り入れる
    2. バランスの良い食事、特にトマト、大豆などの野菜を積極的に摂取する
    3. 十分な睡眠をとる
    4. 飲酒や辛いものなどの刺激物を控える
    5. 長時間のデスクワーク、長距離の自転車の場合は、離席や休憩を取り歩くことなどを心がける
    6. 体を冷やさない
    7. 過度な性行為は控える
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