痔の治療について

痔は、骨盤内の臓器が圧迫されることで起こりやすくなります。

一日中座りっぱなしの仕事や、お腹に力を入れる力仕事。

妊娠・出産なども直腸から肛門にかけて負担がかかります。

また、下半身の冷えによる骨盤内の血行不良や、ストレスによる便秘や下痢も原因のひとつと考えられます。

痔の治療には、骨盤内の血行をよくし、肛門周辺の毛細血管に滞った血流を改善していく必要があります。


当院で行っている痔の治療の一例


1. 原因となる経絡に鍼やお灸を行っていきます。

痔の方は、督脈(特に腰からおしりの背骨上)に反応が出ることが多いので、

そういった肛門を支配する経絡上の反応点に施術を行います。


2. 肛門周辺の治療を行います。

大き目の布に穴があいた、独自の施術用布で幹部以外を隠します。

リラックスして施術を受けて頂けるための工夫です。

その後、温めた漢方薬を包んだ小さな袋で肛門周辺をマッサージしていきます。

局所の血行を良くすることで、かゆみや痛みを緩和します。


3. 遠赤外線磁力治療器を使った治療を行います。

痔の患部に磁力を当て、炎症を抑えます。少しピリピリする刺激がありますが、

慢性の炎症には非常に効果があり、しつこい痛みにも対応が可能です。

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