Nov 12

妊娠しやすいカラダづくり

11月12日

妊娠しやすいカラダづくり、妊娠しやすい体質とは、女性だけが取り組むべきものと誤解されてしまうのかもしれません。お子さんを望まれて当院にいらっしゃる中で、体外受精を何度試みても結果が得られなかったものの、ご夫婦そろって鍼灸治療を受けられるようになり、その結果、体外受精の治療を受けて妊娠に成功した例も多くあります。
不妊の原因が男性にあるケースは、およそ40%といわれています。精子や精液の量が少ない・精子の運動率が低い・精子の奇形率が多いといったことが原因となります。或いは、精索静脈瘤や生殖器の疾病などから精路閉塞や射精障害、勃起障害などが起こっている場合もあります。

中医学では、主にこれらの問題は生殖機能の源である『腎』の影響を考えます。酒の飲みすぎは、身体に不要な老廃物が溜まり血液循環が悪い『瘀血』の状態になり、活力に満ちた精子の動きに影響を及ぼします。その他にも、受精能力に影響するものは、
●喫煙
●過度の射精(週に8回以上)
●肥満
●服薬
●下半身を締め付ける下着 /熱い風呂に長く入る /電気毛布等の暖房器具
●ストレス
●バランスの悪い食生活
心当たりがある通常の生活習慣ばかりです。男性の精液の質は、日常の生活習慣やストレスによって日々変動をしているものなのです。

当院の中国伝統療法による鍼灸治療では『腎』の働きを良くし、『気血』の栄養供給をし、生殖器係の経絡の流れを良くします。このような男性不妊治療法で精子の数や運動率を改善することが出来、元気な精子を育むカラダづくりが可能です。ぜひ、お夫婦一緒に治療をし妊娠率を高めていきましょう。
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