12月17日 今回は「風邪と葛根湯」についてです。 風邪の漢方薬といえば、「葛根湯」をイメージする方が多いのではないでしょうか? 漢方では、葛根湯だけではなく、体質や、風邪の症状に合わせて いくつもの種類があり、得意とする症状はそれぞれバラバラです。 葛根湯の場合は、 ①風邪の引きはじめ ①悪寒がする(ぶるぶる震える) ②熱が上昇中 ③汗が出ない といった症状が得意で、これから熱が高くなりそうな時に飲むとよいそうです。 つまり、熱が上がりきった時や、鼻水、鼻づまりを止めたい場合には適さない ことになります。 葛根湯の中に含まれている「葛根」は、日本で昔から「くず湯」として親しまれて います。 漢方薬でもよく使われる生姜と混ぜて飲むと、身体が温まります。 冷え症の方にもよいでしょう。 |
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