Jan 21

不妊と体質について

1月21日

今回は『不妊と体質について』です。

体質とは、身体の性質、遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される、個人の総合的な性質といった意味があります。
東洋医学では、それらを見極め「証」(=診断)を立てますが、不妊症においては、特に問題となる主な体質を、ストレスなどから気の流れが滞る、または悪い「気滞」、血の流れが悪い「血瘀」、血や栄養が不足している「血虚」、気が不足している「気虚」、冷えが強い「寒滞」などに分類しています。そしてそのどれか一つに当てはまるというよりは、複数抱えている場合も多いようですし、この体質も変わっていくことがあります。

当院では病気を診るのではなく、この個々の体質を重要視し、バランスを整え、妊娠し易いお身体作りを目指していきます。つまり妊娠しにくい原因を排除し、妊娠し易い体質作りに支援していくのが東洋医学で、そうすることで女性の妊娠力が向上すると考えられています。
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