2月 8日 不妊鍼灸治療と甘いもの 甘い物の摂りすぎには注意しましょうと、よく耳にすると思いますがなぜでしょう。 カロリーが高くて太ってまったり、糖尿病になる確率が高まるだけではありません。 砂糖は東洋医学では陰性の食物に分類され、体を冷やす作用があります。 なのでせっかく体を温める治療や生活習慣を心がけても、甘いものを摂りすぎる食習慣が、改善の足をひっぱってしまうことがあります。 砂糖は弛緩作用が強いので、摂取すると胃腸のぜん動が弱まります。すると胃が動かないまま胃液を含んだ食物が停滞するので胃が垂れ下がってきてしまいます。 そうすると骨盤内にある子宮卵巣などの臓器も圧迫され、血液循環が悪くなり影響をうけます。 さらに胃のぜん動は大腸のぜん動もうながすので、胃のぜん動が弱まると大腸の動きも弱まり便秘なども起こりやすくなります。 弛緩作用は肌にも働いて、甘いもの食べすぎるとお肌もたるみやすくなるといわれます。 とはいって甘いものはおいしいですし、なかなか食習慣を改善するのは難しいですよね。 まずは、自分が甘いものをどれだけ食べているのか意識するところから始めてみましょう。 砂糖は色々な食品に意外なほど多く含まれています。 現代人は糖分の摂りすぎだということに気づくでしょう。そしてできるところから減らしていくことを心がけます。例えば甘いドリンクをお茶に変えるなどです。 あとは摂取のタイミングを食前ではなく食後にすることです。空腹時の糖分は胃のぜん動を弱めてしまうので、すでに胃が動き始めた食後に少しの甘いものならばそれほど影響はありません。 ストレスにならない程度に、ご自分の食習慣を見直してみてください。 不妊鍼灸との併用で妊娠しやすい体作りを目指しましょう。 不妊と食についてはこちらのページも参考になさってください。 http://www.tcm-geisyundo.com/tabemono.html
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