内膜症は不妊の原因となりやすいということをご存知ですか?
子宮内膜とは子宮の内側を覆っている膜で、女性ホルモンの周期によって月一回脱落します。 これが月経となります。
通常の月経では脱落した子宮内膜は月経血として 陰道に排出されます。
しかし内膜症は、何らかの原因により子宮内膜組織が 子宮以外の骨盤腔内に飛び出し、増殖し脱落するために出血を繰り返してし まいます。
子宮内膜症は、下腹部の骨盤腔内に強い血瘀(停滞した血 液)があると考えます。
下腹部の血行不良により、血液が運ぶ栄養素や酸素が充分に供給されず、腰・ 腹部・子宮・卵巣周囲・下肢の深部などの冷えとなります。
また、循環不良により老廃物も溜まりやすくなり、排卵時 や卵が育つためなどの様々なホルモン分泌障害なども起こします。
ホルモン は子宮内膜の厚さや軟らかさに影響を与えるため、着床しにくい、流産しや すい体質になるなどの原因とも考えられています。
1)子宮内膜と他組織の親和性 内膜には粘着性があります。
よって繰り返し出血・増殖することで周囲の組 織に癒着を起こします。 癒着した周囲の組織は気・血・水の循環不良をおこし、局所の虚血や器官の 機能低下、炎症症状などを起こしやすくなります。
★美花さん 41歳 主婦 2014年9月13日
同じ様に不妊で悩んでいる方に、少しでも力になれるように体験記を書かせて頂きます。
タイミングや人工授精で2年間治療してきましたが、もう一歩踏み込んで体外受精をしようという頃、
以前からずっと気になっていた鍼治療も併用しようと考えました。
体外受精をどうしても成功させたかったからです。
HPなどを見て、他とは違った治療をしてくれそうなので、迎春堂鍼灸治療院にしました。
初めての鍼治療は緊張しましたが、問診の時の恵先生の優しい励ましに、金銭的にも苦しいけれど頑張ってみようと思いました。
週に1回で通い続け、最初の生理がすごく軽くなりました。
普段は内膜症持ちだったので、生理1日目は必ず痛み止めを飲んでいましたが、飲まずに重だるいだけで済みました。
次の周期に体外受精で陽性反応が出ましたが、数値が低く病院の先生からは
「今回は無理かもしれない」と言われ、その後鍼灸院で恵先生にお話ししたところ、
「大丈夫!もう少し回数を増やして通いましょう!」と言われ、ダメもとで通ってみたところ、見事に数値が上がっていきました。
恵先生に報告したところ「これが東洋医学です」と、力強い言葉が返ってきました。
つわりやお腹の張り、子宮の中に血がの塊がある等、不安なことはありましたが、
今は無事2990gの元気な男の子が生まれております。
あの時医師のいう通り諦めていたら、この子とは出会えなかったと思うと、諦めずに頑張ってよかったと心から思います。
皆様も諦めずに、がんばってください。
また、妊娠のことばかり考えずに難しいかもしれませんが、違うことに熱中する時間も大切かと思います。