東洋医学では病気のもとは「痰湿」だといいます。なんとお酒はその痰湿を作ります。
お酒は東洋医学で「湿」と「熱」であり、身体に溜った余分な水分が熱されることで粘り気が強くなり「痰湿」となるのです。
「湿」は下へ移動し体がだる重く感じたり、足先を冷やしたりします。「熱」は上へと移動し上半身が暑かったり、顔がほてったりします。
私自身、ビールが大好きで以前は毎日1リットル飲んでいました。自覚症状としては手足の冷え、顔のほてり、疲れやすいというものがあったもののビールが原因だとは思いもしませんでした。冬場は特に足先の冷えが強く、4枚重ね靴下、5本指の室内履き、足裏ゴルフボール踏みなど色々と試しましたが改善しませんでした。
お酒を飲む方で足先の冷えに困っている方は少しずつでもお酒の量を減らして行くと改善しているかもしれません。また、妊娠しやすい身体づくりのために、タイミング後、人工授精後、移植後はお酒を是非お控えくださいね。
ちなみに私は毎日1リットルを500ml、350mlへと徐々に減らし、今は週に1回360mlほどで満足できるようになり、足先の冷えも改善しました!