少食

12月31日

今年も残すところ、あと僅かとなりました。皆様にご愛顧いただきましたコラムも、お蔭様で今年最後となりました。有難うございました。来年も引き続き宜しくお願いいたします。

今回のテーマは『少食』です。
年末年始は、ご馳走を食べる機会が増え、いつもより食べすぎ状態になりがちです。年末年始に少食の実行をするのは難しいと思いますが、お正月が過ぎて、少し落ち着いた頃から少食を実行してみるのはいかがでしょうか?
少し、断食のお話を・・・ご存知の方も多いと思いますが、鶏が卵を産まなくなったら、餌を与えず、断食をさせると、羽が生えかわり肌の色がよくなり、また卵を産むようになります。しかも、断食後の卵は表面がつるつるで固く若鶏の卵と同ようになります。また、野生の動物達は身体の調子が悪くなると食べ物を口にせず、じっとしていて回復をまちます。

断食の効用は素晴らしいものがありますが、実行はなかなか難しく専門医の指導のもと行うのが、安全ですが、少食はどなたでも意思がある限り実行可能です。また、断食を1日するより少食を続けるほうが効果的でもあります。

少食には以下のような効用があります。
<少食は健康の原点>
1 少食で寿命がのびる
2 少食で免疫力が高まる
3 少食で遺伝子も若返る
4 腹7分目の少食で宿便が排泄される
5 少食で色々な難病も治る
6 少食になるほど質が大切(玄米や野菜、豆類、お豆腐など)

不妊症の方や生理不順でお悩みの方の多くは、体質改善が必要だと考えられます。当治療院の鍼やお灸、漢方温療や吸い玉療法を中心に施術を行っていますが、日々の食生活もとても大切です。子宮や卵巣の機能を高める一つの方法として、是非とも少食を試して下さい。

参考 甲田光雄著 少食の力
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