不妊治療と春

4月20日

●不妊治療と春・・・。

東洋医学では、春の3ヶ月は冬の間隠れていたものが芽を出し、万物萌生、藩種の季節とされています。
春の陽気が盛んになるにつれて私たちの体内も陽気が多くなり生殖・妊育が活発になります。

この時期は「陰と陽」のバランスが変わる(‘陰弱陽盛の始め’陰陽交替)時期でもあり、適度な運動をして適度な汗をかかないと、体内の陽気がすみずみまで巡らず”頭がボーとする”、”眠い、眠りが浅い”、”顔のむくみ”、”ニキビや吹き出もの”、”イライラする”、”頭痛・肩こり”などと、体の上部に陽気が滞り、このような症状が現れやすくなります。
そのため下部(骨盤内や下肢)に陽気が巡らないため、新陳代謝が低くなってしまい冷え性になったりします。
また、イライラや眠りが浅いなどの症状が続くと、特に女性の場合、この陰陽バランスに影響を受けやすいでの女性ホルモンバランスにも影響が出てしまいます。

ウォーキングやストレッチ、ヨガなどを取り入れながらカラダの陽気をすみずみまで行き渡らせ、骨盤内環境を整えながら、受精着床しやすいこの季節にのせて不妊治療に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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