Nov 01

冷えは万病の元

『冷えは万病の元』
こんな言葉を耳にしたことがあると思います。


「冷えイコール寒い」ではありません。
冷えは冬だけに起こるものではないのです。


夏の冷房でも、冷たい飲み物でも冷えは起こります。


体の冷えは、なにより血液の循環を悪くします。 

 

心臓から送り出された血液は、体中に栄養を運びます。 

そしてさらに、体の中の老廃物を腎臓や肝臓に運び、
体の外に排出する働きをしています。



血液の循環が悪ければ、栄養も運べないし、
体の中の老廃物を排出することもできません。
 


『冷えは万病の元』も頷けます。


月経不順や不妊症は、

血液の循環が悪いと起こりやすくなると考えられています。 

卵巣や精巣に栄養を運び
良質な卵子や精子をつくるためにも、
受精卵が着床しやすい子宮にするためにも、
血液の循環を改善してみませんか。

 

 

当院では、ご自宅でのお灸もお勧めしています。

お灸には、経絡・ツボを温め、
血流を改善すると共に鎮痛・鎮静の作用もあります。

お灸の原料の「もぐさ」は、
ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製して作られています。

「もぐさ」に含まれるシネオールという精油成分に、
殺菌・鎮痛・鎮静作用があります。
この成分は煙にも含まれており、
香りによってのリラックス効果も期待できます。

 

受精準備期間、タイミング後、受精後など、
患者様のその時の状態に合わせた施灸場所もお教えしています。


昔から「安産の灸」「逆子の灸」など、
妊娠、出産には多くお灸が用いられてきました。

「お灸は熱い」そんなイメージがあるかもしれませんが、
本当のお灸は熱さでなく温かさを感じるためのものです。

中医学では「温補(おんぽ)」と言い、
養生の基本です。


温かさを補って、血液循環を改善しましょう。

 

 

寒い冬が来る前に、ぜひ血流改善のご相談ください。

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