May 24

腰痛治療

迎春堂の腰痛治療理論

腰痛は、よく見られる病気です。患者様の中には、西洋医学での治療法での疼痛の治療効果に限界を感じ、中医学への期待を持って当院を受診される方も数多くいらっしゃいます。

腰痛の原因には、腰部筋肉・筋膜など軟組織の病変や椎間関節の病変、椎体そして椎間板の病変などがあります。腰痛の病理として、以上のような原発症状が続発的に周囲組織の緊張や疼痛を引き起こし、もともとの痛みと引き続いて起きた筋緊張などの症状が悪循環となって悪化していきます。
この悪循環を断ち切ることで、原発の局所的な症状の修復も順調になるのです。

疼痛の治療において、中医学には豊富な経験があります。
「通則不痛」という経絡循環理論が何千年という時間を経てもなお、治療上大きな役目を担っています。

当院では、「温則通」「軟則通」「順則通」「流則通」などの経絡循環の原則を用いて三十年にわたって腰痛治療を行っております。



当院で期待出来る治療効果

■疼痛の緩和・鎮痛
■循環の改善、神経の痺れの解消
■繊維輪・髄核の保護と椎間間隔の維持
■ヘルニアの保存療法とヘルニアの予防

◎腰痛症、椎間関節過敏症などに即効の効果があります。
◎椎間板ヘルニアは、椎間内圧を改善することにより、
局所的な痛みや脚の痺れなども改善いたします。


迎春堂で行っている腰痛治療の一例

1. 漢方温熱袋によって、局所を温めます。

2. 推拿で局所の循環を改善します。

以上で筋肉を弛緩させ、患部周囲の緊張を取り除きます。

3.
鍼や専用の機械を使用して局所の痛覚の閾値を高め、疼痛を軽減します。

4. ずれた関節を戻し、脱出した髄核と圧迫されていた神経根の状態を改善します。

5. 椎間隙を調整し、椎間板、椎間関節内圧を下げます。
それにより脱出した髄核が戻りやすくなります。


実際は患者様の症状や普段の生活のご様子などを伺って、お一人お一人の状態に合わせオーダーメイドの治療を行います。

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