May 24

子宮腺筋症

子宮腺筋症とは、何らかの原因により、通常子宮腔内にある子宮内膜様組織が子宮筋層内にまで存在し、周囲筋層に炎症をきたす疾患です。

子宮内膜症と同じように女性ホルモンの一種であるエストロゲン作用で増殖し、子宮内膜様組織が月経のたびに増殖・剥離を繰り返すことによって様々な症状を起こします。

子宮内膜症との違いは、この内膜様組織の生じる場所で、子宮腺筋症は筋層内、子宮内膜症は子宮腔内以外の場所となります。
また子宮腺筋症と同じ場所の
筋層内に良性腫瘍が生じる疾患として子宮筋腫があります。
子宮腺筋症は、これら子宮内膜症・子宮
筋腫と合併することが多いとも言われています。

主な症状としては強い月経痛・過多月経・月経期間の延長などがあげられますが、
月経痛に関しては子宮腺筋症のほうが子宮内膜症に比べ強い傾向があります。

また子宮内膜症とは違い、子宮のなかで病巣が増殖するため子宮肥大がよくみられ、それにより子宮内膜の面積も広くなり、過多月経となります。
この過多月経や
月経期間の延長などにより貧血をおこす場合もあります。

好発年齢は30代後半から40代の経産婦と言われていますが、最近では20代から30代前半の未産婦にも増えてきています。

妊娠にとって大切な子宮に子宮腺筋症がある場合、子宮の動き(収縮)が悪くなるため循環障害となり着床しにくくなります。
したがって早期治療が大切となるのです。


東洋医学の鍼灸・経絡治療としては、子宮関連のツボ・経絡を刺激し気血循環を良好にします。
また老廃物なども排出しやすくし、体の環境を改善していきます。
CALL